由良
■白山島(はくさんじま・おしま)
国道7号線を新潟方面に向かって走らせ、一番最初に海が見えた所が「鶴岡市由良」である。
東北の江ノ島と呼ばれるこの島の周囲は庄内でも第1級のポイント。島の裏側は落石の為、現在通行止めとなっているが、庄内では唯一深場(10m以上)のポイントがある所である。
■由良漁港
由良港の港内は、小アジ釣りなどで家族連れもよく訪れる場所。更にシノコダイ釣りで、内陸方面や他県からもよく人が訪れる。夏の終わりから初秋にかけて、港内で団子釣りをすると、二才クラスが釣れる。ある釣り雑誌で、なぜか、黒鯛釣りの穴場として紹介された事があるが、港内で尺以上が釣れる事はほとんど無い。尺以上を狙うには港外のテトラポットがあるポイント。写真の外海のテトラのポイントは、比較的浅く、下が砂地になっているため、2m以上の波のある日でないと釣りにならない。確かに、穴場と言えば穴場であって、条件さえ良ければ二,三枚釣れる場所である。
【写真は96年の春でのこの場所での釣果。】
写真のポイントとしては、赤灯台のある防波堤の港外のテトラ。こちらは、前面に磯場が広がっている為、魚も居着き易いのかよく釣れる場所のひとつ。西風が強い日だと潮が手前にぶつかって、ウキがテトラに吸い込まれ釣りにならない場合もあるが、逆に払い出すと、秋磯でも10枚以上の釣果が期待出来る。荒れた日の翌日はかなり狙い目のポイント。
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