酒田離岸提

黒研

2005年12月10日 13:03

2003年6月7日(土)

 庄内釣遊会のメンバー3人が飛島遠征をしている中、昨年から実績のあるこの離岸提に行く事は最初から予定していた。飛島へは金銭的な理由から断念したのだが、離岸提も悪くはない。今回で2回目となるのだが、2週間前はまだ早い感じで、ホッケなどの早春に釣れる魚が多かった。それそろ良い感じではと、かなり期待していた。今回は愛弟子?の「のび君」を誘っての釣行。

午前2時半で港で渡船の準備をしていると、聞いた事のある声がする。近くに4人ほどやはり渡船待ちしていた人達がいたのだが、薄暗い中よく見てみると、なんと同じ庄内釣遊会のメンバーのJeepさん、クロキチさん、遊佐の太公望さん、それに庄内フィッシングクラブのTさんだった。

(~_~;).。o○(飛島行けない貧乏チームですね)

渡船中に飛島情報を聞く。「ウーさんが、49センチの黒鯛釣ったって!」「え~!ホントに!」

最近、体調も悪いとの事で釣りもなかなか行けず、春の大会も棄権したウーさんだったが、飛島へは死んでも行く(ちょっとオーバーかな)と言っていたので、釣果があったという事で、それはそれで喜ばしい気持ちだった。

(@_@;).。o○(羨ましい気持ちもあったりして・・・)

離岸提到着。自分はいつも中央付近で行う。北側より実績があり、逃げ場もあるのでいつも中央だ。

開始早々、尺アジが釣れる。前回はあまり釣れなかったが今日は日が昇っても釣れまくり、結構なお土産状態。同行したメンバーも、懸命に釣り上げていた。

<離岸提中央部>

 

アジのアタリが遠のいたかなと思っていると、いつもと違う、アタリに本命の予感。

(-_☆).。o○(これはクロ!)

浮上してきたのは正しく黒鯛。取り込んでみたが、尺サイズくらい。
「ちっちゃい!」「でも本命には違いないよ~」
遊佐の太公望さんからの一言に、一応うなずく。このサイズでも数が出ればと期待していたが・・・。

しばらくアタリが遠のいて時間は午前8時を廻っていた。というかアタリはあるもののエサが取られる状態もあり。どうやらフグのようだ。しかも尺フグ?!針は噛みきられる事、数回。
「やべ!針無くなりそう~!」

今回はいつもの「00号」で行っていたのだが、上層付近にエサ取りがいると思い、早く沈める意味で、ウキを「000号」に変えて見た。疲れたのでパイプイスに座って、アタリを取っていると、久々の明白なアタリ。竿を立てた瞬間、いきなり底に走り出した。今回、レバーブレーキ式のリールは修理に出していたので安いドラグ式のリールを買って来たのだが、いきなりラインが出始める。片手では支えきれず、思わず左手が出て竿を立て直す。尋常じゃないアタリに多少興奮気味になりながらも顔はニヤ付いていた。たまたま近くまで遊佐の太公望さんがいたので、駆け寄って来た。浮上して来た魚を見るなり、「でけ~!これは50越えてるぜ~!」

(゜O゜;).。o○(タモ取って!・・・・・出来ればすくって!)

自分ですくえば出来るはずだが、何故か久々胸がドキドキして体が動かない状態だった。無事取り込みしてもらって一同、歓声が上がる。「ひゃ~!でけ~サイズは?」

直ぐさま、メジャーで測ると・・・50に届かず、48センチだった。私の過去対記録に当たる。

<48センチ>

 その後、遊佐の太公望さん、Tさん、のび君にも尺サイズほどの黒鯛が釣れた。午後からはさっぱりで、時折、アジが釣れる程度。マダイの気配は一行になく、時期的にはまだ早いのか。

午後6時半まで粘ってみたが、平魚のアタリは結局、誰にもなかった。



後片づけの途中で、のび君からデジカメで記念に1枚取ってもらう。

v(=∩_∩=)/.。o○(このサイズを越えられるのは、これから後、何年先かな・・・)

年無しの思いは更に募りつつ、帰り際、船頭の兄さんに「来週もヨロシク!」

しばらく通いです・・・(笑)



 

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