庄内の黒鯛の呼び名
庄内での黒鯛の呼び名を紹介しよう。庄内では当歳魚を「
シノコダイ」と呼び、2年目になると文字通り「
二才」と呼び。そして3年目になると「
三才」または「
コダイ」「
コウダイ(黄鯛)(鋼鯛)」と呼び、それ以上を「
クロダイ」と呼ぶ。
但し、庄内弁特有のなまりがあるため、実際にはこう発音している。
「シノコデェ」、「ニセェ」、「サンゼェ」、「コデェ」、「コウデェ」、「クロテェ」
ちなみに、メジナの子を「クロコ」と呼び、イシダイの子を「タカバ」または「ナナギリ」と呼ぶ。
関西ではクロダイの事を「
チヌ」と呼ぶが、私がそう呼ぶと言うことを知ったのはマルキューの「チヌパワー」なるものが出てきてからである。それ以外に「チンチン」とか「ババタレ」など、変な名前で呼ぶ地方もあるが、沢山の名前があると言うことは、それだけ全国的に人気のある魚なのであろう。
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