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2005年11月28日

高橋哲也氏!来店記念日?

2000年5月21日(日)

前日の疲れで朝は寝坊、今日は午後から行こうと思ったら、妻に言われる
「今日は何の日?」
「(・_・)......ン?何だけ・・・?あっ!誕生日・・・だっけ。(^^;)」
「そう・・・釣り行くの?今日は私も連れてって!」
「んん~今日は雨降るから、じゃあ見てるだけだぞ・・・」

 釣りに行く為に渋々了解し、ガソリン補給と釣り餌を買いに鶴岡に向かう。
釣り具店「フィッシング庄内」に行くと、シマノのテスター天狗ウキで有名な高橋哲也氏のサイン会を行っている最中だった。
社長の奥さんに薦められ記念撮影を行う。
「うちの店の情報をインターネットに載せて貰っているの。」奥さんが言うので、「庄内黒研です。」と自己紹介。

「出来ればアドレス、教えて貰える。俺も最近、マックとデジカメ、買ったばかりなんですよ。」
「へえ~そうですか・・・じゃあこれURLアドレスです。今度、見に来て下さい。」

しばし話しをする機会があり、画像の処理の事とか、シマノのHPの事とか、今度、高橋氏もHPを作るらしく、HPの話題で盛り上がった。(今、思えば釣りの話しをもっとすれば良かった・・・)釣り餌を買い、頂いたサインを持って、また家へと戻る。

 比較的に安全で、しかも釣れている場所を思案し、小岩川漁港へと向かう。が、悲しいかな、雷を伴う大雨になってしまった。しかも来る途中で妻の車のタイヤがパンクするアクシデント。妻は一端スタンドに戻る事となってしまう。最悪な誕生日に少々同情しながらも、頭は「釣り」に行っていた。

 雨は小降りになったが、雷が沖で鳴っている。通り過ぎるのを待っていると、ぞくぞくと釣り人が来るので、慌てて仕度して場所をキープする。西風の具合から漁港裏右サイドの釣り座。ここは比較的浅く、2ヒロしかない。が、水温の関係で浅い方が良いような気がした。日が射すと底が丸見えの所で果たして来るのだろうか・・・。

 竿を出すと、結構アタリがある。「フグかな・・・」ウキがピコピコしもる程度で押さえないアタリが続く。その内、スパッと持っていくアタリ。が、やはり大きなクサフグだった。ボラも寄ってくる。「これは夕マズメだな・・・」僅かな期待があった。スペアタイヤに交換した妻が戻ってきたが、雨アシが強くなってきたので、帰ると言う・・・。

 午後5時過ぎに、私の左側の先端部に立っていた人の竿が大きく、しなっていた。「来たか!」俄然やる気が出る。釣り人は入れ替わり、アジ狙いなのか中通し竿の人が多くなってきた。「アジが沸いたらお終いだな・・・。」後2時間の勝負だった。私は夕マズメに勝負を掛ける。フグがいるので躊躇していた撒き餌の投入を多めにする。浅場なのでかなり効いてくるはずである。昨日までベタ凪だった波も、雨と西風で多少のウネリも出てきたようである。

 午後6時をまわった。ウキが消える・・・。結構、明確なアタリに私は焦らず、一瞬送ってから、強く合わせた。
「ガツッ!ゴンゴンゴン!」「重い!来たか!・・・・ボラじゃありませんように・・・」恥ずかしながら本気でそう思っていた。が、比較的あっさり浮いてきた魚体は紛れもなくクロダイ!「おおおぉっ・・・!」寄せてタモ網を入れる。しかし、ここからが大変で、釣り座が少々高い位置にあったのと、久しぶりなのと、ハリスがヒレに引っかかっていたのとが重なって、うまく取り込めない。「バラスかぁ~!」一端、タモ網を海中に入れて体勢を整え、ゆっくり引き寄せる。網を動かさず、魚体を網の上まで寄せて張りを緩めると、魚の方から網に入ってくれた。竿を股に挟み、タモ網をゆっくり引き寄せる。この時、足がガクガクしている自分に気付く。だって、久しぶりなんだもん・・・。

 冷静になって、そのまま撒き餌を投入する。その後、針を外そうと思ったら、しっかり飲み込んでいた。「ありゃぁ~釣れたのね・・・まぁ良いか・・!」サイズを測ると37センチあった。最近の中では小降りだが、クロダイには違いない。直ぐさまスカリに入れ、喜びはちょっとお預けして、再度竿を振る。もう時間はないのだ。「感じからいってもう一枚来そうだけどなぁ・・・」ウキが沈む!「来たか!」が、すっぽ抜け。「アジか?・・・アジだ・・・」隣のアジ釣り師二人が入れ喰っているのが見えた。「もう終わりかぁ」と同時にもの凄い雨が降りしきる。



 私は帰り仕度をして、最後にもう一度、スカリから取り出したクロダイを2,3分眺めていた。「一枚の価値」を身にしみて感じ取るように・・・。これで、妻への誕生日プレゼントが出来ました。これも哲ちゃんの御利益ですか・・・。

ありがたや、ありがたや~。



   


Posted by 黒研 at 00:01Comments(0)過去記事(釣行編)

2005年11月30日

みやちゃんを探せ!新潟東港遠征!

2000年6月10日(土)~11日(日)

6月9日から釣遊会の飛島遠征がスタートしていた。今回、金銭的な理由から断念したのだが、それがかえって欲求不満を掻き立てる。「あ~どっか、行きて~!」会社のパソコンから釣り関連のHPを見ながら、たどり着いたのが「日曜大工的黒鯛釣りの薦め」であった。「おおぉっ みやちゃん爆釣してる・・・東港かぁ!?」気持ちが固まりつつあった。「よし!行くか・・・な?みやちゃん、今週末も来るのかな?会えると良いけど・・・。」気持ちを彼の掲示板に書き記した。

「うぉ!みやちゃん、( ̄□ ̄;)!!釣れてますね~。新潟東港ですか・・・西防波堤・・・ああ、遠くに霞んで見える赤灯台がある・・・ 他のメンバーは飛島行ったし・・・明日、私も行こうかな~東港・・・でも、チャリがないと先端までは行けないし・・・えっ!歩き?まさか・・・ (~ヘ~;)ウーン・・・検討中・・・」

 さすがに仕事疲れからか、金曜日の夜から行く元気はなく、土曜日の午前中に新潟に向かう。この日は波具合も良く、道中地磯から笹川流れ磯が私を誘惑する。実は地磯でも有力候補はあったのだが、いつでも行ける事(車で10分)から、遠征する事を優先する。途中、磯場を見ながら来たので約3時間掛けて新潟東港西防波堤に到着した。

 ここで携帯(iモード)から掲示板を覗く。

「☆編集長@庄内黒研さん☆行きます???先端じゃ無いですぜぇ~!!自転車積んで行こうか?」

「みやちゃん・・・来ているのかな??」私はここで重大な事に気付く!「携帯の番号、登録するの忘れた!」実は以前、みやちゃんよりメールで携帯の番号を知らされていたのだが、自分がまだ携帯を持っていなかったので、そのままになっていたのである。私は取りあえず携帯から掲示板に書き込んでおいた。

「庄内から遥々、東港まで来ています。みやちゃん~! どこ~?」

 釣り仕度をして西防波堤に行く。「あれ~?テトラが伸びてる!」以前来た時より、防波堤にテトラの設置されている距離が長くなっていたのだ。「だから、みやちゃんは先端じゃないって言ってたんだ・・・」この防波堤、噂によると全長約3.5キロあるそうだ。先端がやはり霞んで見える。途中、「みやちゃん」らしき人はいないか釣り人をチェックしながら歩いたが、全員が「みやちゃん」に見える・・・(笑)。どこのポイントが良いか分からないので、あまり先に行かず、1/3ほど来た所のテトラに乗る事にした。

 風が海風で防波堤からすると潮が右から左にかなり早く流れる。3Bのウキを使っていたが、なかなか馴染まない。しかも次第に当て潮となり、かなり釣り辛い。テトラへの根掛かりを繰り返し、かなりの針を消耗した。周囲には沢山の釣り師の姿はあるが、時折、曲がる竿は全部、ボラのようである。仕掛けが浮いてしまうので、ボラがヒットする確率が上がるのか、現に私も3匹ほど掛けてしまった。

時間は午後6時半を廻る。夕マズメに期待をかける。テトラ際でウキがスパッと沈んだので、アワセ・・・「ググッ!」これは来たと思ったが、その引きではない。浮上してきたのは大きな黒ソイであった。(後でサイズを測ると31センチあった。)食えばクロダイより美味いのでこれはキープする。その日はそれで終わりとなった。

コンビニで夕飯とビールを購入し再度、西防波堤に車を付ける。車内で一杯やりながら、ある考えが浮かんだ。「そうだ!家に電話してメールを探させよう。」私は妻に電話して事情を説明し、自宅のパソコンのメールを検索させ、みやちゃんの携帯番号を探させたのである。不慣れな妻だけに、結構時間が掛かったが何とか調べはついた。しかし、みやちゃんが東港に来ている確証がなく、明日の朝に電話する事にしたのである。この日は午後10時に就寝。

 午前4時に起床。寝過ごした方か・・・。携帯から掲示板をチェックする。

「クロケンさん:西提テトラの一番先端付近です。ルアータンクのモンキーとオレンジのカッパが目印ですが、もう帰ったかなぁ?明日の朝まで居ます。」

書き込み時間は、土曜日の22時59分45秒。「おっ!来てるのか!・・・一番先端かぁ~」私は準備を整え、防波堤を歩く。しかし、私はとんでも無い誤解をしていたのである。そう、防波堤の一番先端にいると思ったのである。つまり「西堤テトラの・・・」を読み落としてしまったのだ。私は取りあえず、歩ける所まで行く気でいたが、しばらくするとテトラが切れている事に気がつく。「あれ?あそこで切れるのか・・・テトラの方が釣れるよなぁ・・・」しかし、テトラ先端付近は、既に人が立っており、周辺のテトラに乗ってみるが、足場が悪かったり、おまけによく滑る。仕方がないので、テトラの切れ目の防波堤からする事にした。「まあ、ここもテトラ際には違いないか・・・」

私はここで、みやちゃんに電話してみた・・・。出ない・・・。「着信あり」に気付くかな・・・。

 準備を整え、竿を出す。水深は丁度、竿2本くらいだが、1本半くらいにしてみた。今日の潮は昨日ほど早くはない。風は東から吹き、時折無風になる。エサ取りがいた。「アジか?」ウキが馴染む前にやられるようだ。仕掛けを4Bに変え、ガン玉も2つ打つ。が、それらしきアタリが出ない時間が続いた。

周辺を見ると、私の右側防波堤は、ブッコミ竿で底物狙い。その親父が私に話しかけてきて、50センチのヒラメをばらしたとか。左側テトラ先端には、オレンジ色のカッパを来た人が立っている・・・。私もここで気付けば良いものを・・・(笑)。ただ、「オレンジ」の言葉はどこか心に引っかかっていた。午前7時も過ぎたであろうか、それまで一向にアタリはない。「やっぱ、テトラに立たないとダメかぁ~」そう思いながら、右手に目をやると、オレンジ色の人が帰る姿が見えた・・・。

 しばらくして、私の携帯が鳴った。表示を見ると「みやちゃん」と出ている(そう登録した)。「おおぉ!」思わず声を上げる。当然、相手は私とはわからないまま電話を掛けてきたはずである。「もしもし!もしもし!クロケンです。どうも!・・・・えっ!上がったんですか!ええっ!テトラの先端にいた?じゃあ、あれが・・・あ、はいテトラの切れ目です・・・えっ!あ、そうですか・・・申し訳ないです。」みやちゃんがバイクで来てくれるらしい。心がなぜかドキドキした(笑)。

ものの5分もしない内に、バイクに乗ったオレンジ色の人、そう「みやちゃん」こと宮田氏がやってきた。「初めまして!」ネットを通じての出会い。最初の内はやや照れくささもあったが、みやちゃんの人柄の良さが次第に心を解き放つ。色々、話しをして、テトラのポイントを教えてもらったり、最近の釣果などの話しで盛り上がる。フッと妻が用意してくれた、一口サイズの缶ビールがあった事を思いだし、「どうですか、少ないから帰りも大丈夫でしょ!」出会いを祝しての乾杯をする。「今度、寄り合いでもしましょうか。」ネットで知り合った、面々の話しも聞いて「ここで黄色のカッパでCBRのバイクに乗っている人が、『さのちゃん』(「自称釣り名人」の釣り日記)ですよ!」との事。その後、再会を約束して、みやちゃんは帰還した。「出会えて良かった・・・」

 私も釣りを再開した。しかし、謎のエサ取りに悩まされる。こんな事なら「喰わせ団子」でも持ってくれば良かった。テトラ際のポイントはどこか佐渡の防波堤を連想させる。「(・_・)......ン?佐渡・・・おっ!そう言えばアレがあった。」 私は、バックに常時持ち歩いている非常用の餌を取り出した。そう、黒研ファンなら既にご承知の黄色い餌である。2粒ほどチョン掛けにして、竿を出す。この場合は、少々多めの撒き餌を投入しても良いだろう。5分もしない内に、手前まで寄ってきたウキがスゥーと沈んだ!アワセるとガツン!この餌でヒットするのは90%クロダイである。「来た!」しかし、引きの強さは最初だけで、すんなり浮上してきた。「小さいな・・・」二才であった。20センチくらいか。牛蒡抜きにする。まあ、本命には違いないし、この餌がここでも通用する事の方が嬉しかった。

 しばらくすると、一人の釣り師が話しかけてきた。「釣れましたか?」「小さいのだけど・・」「ほぅ~・・・手前のテトラにいるんですが、サッパリですねえ~」「そうですか・・・」そう言っている矢先にアタリがある。「おっ!来ましたか?」しばしやり取りするが、これも二才。「ちっちゃいね・・・」「ああ・・・それでもクロダイには違いないですよ。凄いですね・・・あれ?もしかして・・・」彼は私が黄色い餌を使っている事に気付いたようで・・・「へえ~これで釣れるんですかぁ~いや~勉強になりました!」そう言って去っていった。

お昼のサイレンがなった、と同時にアタリ!今度はやや遠目でのテトラ際。アワセると結構な引き!しかも左のテトラに潜り込もうとするので、慌てて右側に走り、竿を右側にあおる。すると今度は、防波堤の足元に突っ込んでくる。「何だ?」引きはクロダイだが、行動がクロダイではない。が、かなりの引きに尺以上のクロダイを期待する。ようやく浮上した魚にはシマ模様が入っていた。イシダイであった。釣り上げて直ぐさまサイズを測ると丁度尺サイズ。嬉しい外道だが、ちょっとガッカリ・・・加点にはならず。「イシダイも喰うのね・・・」

 その後、午後になると、風が昨日と同じになり、潮がまた右から左へと流れ出すと、アタリはピタリと止まった。午後2時過ぎだろうか、私の後ろを黄色いカッパのCBRに乗った人が通った。「おぉっ!あれが・・・さのちゃん?」

夕方まで粘る事にした。何も釣れなければ昼で帰ろうと思っていたが、それなりに釣ったので面白さが出たのである。帰りが大変なのだが・・・。時間は午後6時になろうとしていた。最後なので、ありったけの撒き餌を投入する。それまでアタリがまったくなかったので、餌はオキアミと交互に使っていたのだが、そのオキアミに明確なアタリが出た。今度は尺越え!と期待しながらやり取りする。浮上してやや大きいのを確認する。でも牛蒡抜き。「んん~ちょっと足りない・・・」27センチだった。また加点ならず。もう大型はいないのか?

撒き餌を使い切って終了となる。黄色いカッパの人が、朝、みやちゃんが立っていた場所にいた。声を掛けようか迷ったが間違っていたら恥ずかしいので、後ろ姿を拝みつつ撤収する。長い長い防波堤・・・「よくここまで歩いてきたな・・・」足のカカトに痛みを感じながら、新潟東港西防波堤を後にした。

 みやちゃん、さのちゃん、今度、ご一緒しましょう~!



   


Posted by 黒研 at 00:32Comments(0)過去記事(釣行編)

2005年12月01日

みやちゃん!いらっしゃい~!

2000年6月24日(土)

掲示板に「日曜大工的黒鯛釣りの薦め」の宮田氏より「今週末はそろそろネズ(鼠ヶ関)でも・・・」と言う書き込みがあった。「おおぉっ 来る~?」再会の約束が早くも実現である。実は週末に私もどっか遠征と考えていたのだが、みやちゃんが来るのであれば、話しは別であった。

 釣遊会のメンバーにもその事を通知し、「ミニ寄り合い」でもと思っていた。しかし、みやちゃんからのメールで来るのは土曜日の夕方からと言う事で、メンバーそれぞれの都合で参加は不明であった。私は金曜日の夜に鼠ヶ関に出向く。車中で寝ていたが、午前6時にふくわ名人に起こされる。ちょっと寝坊。近くには鯛ハンターさんの車も止まっており、すでに釣りをしている模様。しかし今日は先が長そうな気がしていたので、焦らずゆっくり準備をして鼠ヶ関第1級の磯場「ヨコアジ」へと向かった。

 やはり既に鯛ハンターが団子釣りをしている。二才を1枚釣ったようだ。私は団子ではなく「喰わせ団子」でも釣法で望む。ふくわ名人は通常のフカセ。暫くすると鯛ハンターさんが20センチ強のマダイをヒットする。「でもそれじゃあ、飼えないね。」実はこの二人、家で90センチの水槽を持っており、それに入れるクロダイを釣りたいらしい。時期が時期だけにシノコダイはまだ早く、カイズ級のサイズを狙っていたのだ。鯛ハンターさんが最初に釣ったものは、針を飲んでしまったのが災いして弱ってしまっていた。

 しかし、その後、フグ軍団の猛攻に遭う。フグフグフグ・・・。喰わせ団子も歯が立たない。「ダメだこりゃ!」その内、私の携帯電話が鳴った。「どうも~!宮田です・・・今、群馬と新潟の県境です・・・ヤマちゃんと美々さんを拾って行きますから・・・大体、午後4時ごろ着くと思います・・・夕マズメ調度良いですかねえ~」「そうですか・・・いや、フグが多いですから、夕マズメと言うか夜釣りの方が良いです。では!お気を付けて!」

午後からは更にサッパリで、やや流し状態。みやちゃん一行は、ほぼ時間通りに鼠ヶ関に到着した。「どうも初めまして・・・」初対面のヤマさん(「本日釣り日和」)と、美々さん(女性)にご挨拶。釣遊会メンバーの二人との挨拶もそこそこに、早速、釣りの準備に入る。道具やコマセなどの量にやや圧倒される3人がそこにいた・・・(笑)

団子でも歯が立たないヨコアジにはすでに誰もいなく、楽に4人立てる。が、先客の釣ったフグの死骸やゴミの多さに、客人はやや幻滅ぎみ・・・。まったく地元人としては恥ずかしいかぎりである。こんな事ならゴミ拾いでもしとくんだった・・・。

右側から私、美々さん、ヤマさん、みやちゃんと並ぶ。



美々さんが、「(^。^;)フウ・・・暑い~!」と言いながらカッパを脱ぎだし、上半身、Tシャツ一枚姿・・・ちょっとセクシー(笑)・・・しかし、そのままだと磯蚊に刺されるのは確実だったので、長袖を着るように薦める。

竿は出すものの、フグの猛攻は結局、午後8時過ぎまで続いた。私は晩飯の買い出しに一端、コンビニに行って来る。この時間、いつも晩酌タイムなので、ビールも購入。冷たいところを、みやちゃんと美々さんにも・・・ヤマさんは飲めないらしい。暫く談義の後、釣りを再開するが、ヤマさんが何やらバラシ・・・太めのハリスがものの1秒で切られたとか「・・・マダイですね。そのポイントは、また来ますよ。」ヤマさんはかなり遠投していたポイントは、調度、手前の沈み根と沖の沈み根の帯の中間地点。魚の通り道にあたる所。午後10時を廻ったところで、ヤマさんがヒットした。やはりマダイ。25センチ前後だろうか。ヤマさんはその後、1時間の間に更に2枚のマダイを追加した。(バラシもあり)美々さんのところから私のところまでは潮が早く、右へ左へ行ったり来たりで、日中とは反対で餌すら取られない状態が続いた。まあ、私の場合、オキアミをケチった性もあったのだが・・・(オキアミの頭が黒くなっていた)

 午後12時過ぎにヤマさんと美々さんがギブアップ!私もルミコまで付けて粘ったが、早朝からの釣りで少々疲れが出る。「宮田さんは・・・えっ!朝までやりますか!」さすがは、釣れるまで帰らない人・・・。

 午前4時起床。
「みやちゃん・・・釣ってるかな?・・・どうですかぁ~?」
「全然ダメ!」
朝マズメの時間はまだたっぷりあるので、私も竿を出す。昨日のフグ軍団の対策として、直ぐさま団子釣りを行う事にした。それを見てみやちゃんも、喰わせ団子に切り替えたようだ。久々の団子釣りで、しばし空中分解する。気配は無し・・・。午前5時半でみやちゃんはギブアップした。

 美々さんの寝顔でも見ようと、車に戻ると既に二人とも起きていた。変わりにみやちゃんが車に乗り込み爆睡状態。無理もない・・・。
しばらく内湾の様子を眺めながら、3人で歓談する。昨日、湾内で二才を目撃したのを思いだし、
「昨日ここに、これくらい(カイズ級)のいたんですよ・・・また、いないかなぁ。」
「私、泳いでるとこ見たことない!」美々さんが言うので、しばらく湾内の防波堤の際下を観察する。
私にとっては普段見慣れている湾内も二人には珍しいらしい。小さな小魚にも感激する・・・・
「いた!いた!ほらそこ!」カイズ級のクロダイがヒョッコっと現れた。一枚だけではなく、シノコダイサイズも数匹いる。この時期にしては珍しい方なので、私もちょっと興奮した・・・(笑)

「東港行くんですか?」
「う~ん、みやちゃんは行くかもね・・・私も午後から落とし込みやろうかな・・・」
私の気持ちに沸々と欲望が湧き出る。

「俺も行きたい・・・」

って事で東港遠征へ・・・続く。


   


Posted by 黒研 at 21:11Comments(0)過去記事(釣行編)

2005年12月02日

悪あがき!?新潟東港~!

2000年6月25日(日)

行くと決まれば行動は早い。ヨコアジに置きっぱなしだった道具を片づけ、一路新潟へ南下する。
途中、岩船で餌やコマセを追加購入し、新潟バイバスのパーキングエリアに寄って飯を食べる。
午前中しばし歓談の後、みやちゃんは釣り具店に寄ってから、もう少し仮眠すると言う事で、美々さんも後から来るとの事。ヤマさんは不明・・・。私は一人、東港西防波堤に向かった。

 私も仮眠しようか迷ったが、折角来たのだから早く竿を出したい気持ちの方が優先する。
「しかし、またあのテトラ先端まで歩くのか・・・まっ!良い運動だと思って・・・」
荷物を背負い、竿ケースを持って防波堤を歩く。途中で一端休憩するが既に全身汗だく・・・。

「長い・・・」



<テトラ先端より見た東港西防波堤:下が更に続く先端部>

ようやくたどり着き、防波堤から海を見ると、澄み切っている。海が枯れている状態で、望みは薄い。「喰わせにするか・・・」コマセを作り、準備が出来た時が、午後1時くらいだろうか。喰わせ団子を投入し、コマセを大量に打つ。潮は殆ど動かない。数投繰り返すが、餌が残ったり無くなったり・・・「何かは、いるな・・・」

 そのうち、美々さんが原チャリでやってきた。先端で落とし込みらしい。
午後3時を廻るとみやちゃんも出陣である。それまでウキにアタリは殆どなく、それどころか、左から右に潮が急に動き出した。それも半端じゃない早さで・・・。「これじゃ釣りにならないな・・・」すぐ足元にポイントを変える。
美々さんが戻ってきて、ビールの差し入れ。ありがたい!西日が強くなって蒸し暑かったのでかなり染み渡った。

 付け餌が殆ど残ってくる状態になったので、更にテトラ際の足元にポイントを変え、コマセを大量投入する。既に時間は午後5時を廻っていた。「二才1枚でも良いんだけど・・・」淡い期待を掛けて、これでもか~状態でコマセを打つ。ようやくアタリが出るようになったが、すっぽ抜けするところを見ると、アジ臭い。

 帰りの事を考えると午後6時くらいが目処だったが、折角の夕マズメがもったいなくて時間延長。が、アタリなし・・・。「んん~やっぱダメか・・・。」終了する事にした。

美々さんの好意で荷物を運んでもらう。みやちゃんにお別れの挨拶をしていると、荷物を置いて戻ってきた美々さんが、後ろに乗れという。ちょっと困惑したが、またこの長い防波堤を歩く事を考えると、その好意に甘える事にした。

「黒研さんも新潟軍団の悪あがきに、はまったなあ~」みやちゃんのその言葉を最後に、東港西防波堤を後にした。

みやちゃん、ヤマさん、美々さん、お疲れさまでした。そしてお世話様でした。
また好タイミングの時、ご一緒しましょう~!


   


Posted by 黒研 at 18:50Comments(0)過去記事(釣行編)

2005年12月10日

酒田離岸提

2003年6月7日(土)

 庄内釣遊会のメンバー3人が飛島遠征をしている中、昨年から実績のあるこの離岸提に行く事は最初から予定していた。飛島へは金銭的な理由から断念したのだが、離岸提も悪くはない。今回で2回目となるのだが、2週間前はまだ早い感じで、ホッケなどの早春に釣れる魚が多かった。それそろ良い感じではと、かなり期待していた。今回は愛弟子?の「のび君」を誘っての釣行。

午前2時半で港で渡船の準備をしていると、聞いた事のある声がする。近くに4人ほどやはり渡船待ちしていた人達がいたのだが、薄暗い中よく見てみると、なんと同じ庄内釣遊会のメンバーのJeepさん、クロキチさん、遊佐の太公望さん、それに庄内フィッシングクラブのTさんだった。

(~_~;).。o○(飛島行けない貧乏チームですね)

渡船中に飛島情報を聞く。「ウーさんが、49センチの黒鯛釣ったって!」「え~!ホントに!」

最近、体調も悪いとの事で釣りもなかなか行けず、春の大会も棄権したウーさんだったが、飛島へは死んでも行く(ちょっとオーバーかな)と言っていたので、釣果があったという事で、それはそれで喜ばしい気持ちだった。

(@_@;).。o○(羨ましい気持ちもあったりして・・・)

離岸提到着。自分はいつも中央付近で行う。北側より実績があり、逃げ場もあるのでいつも中央だ。

開始早々、尺アジが釣れる。前回はあまり釣れなかったが今日は日が昇っても釣れまくり、結構なお土産状態。同行したメンバーも、懸命に釣り上げていた。

<離岸提中央部>

 

アジのアタリが遠のいたかなと思っていると、いつもと違う、アタリに本命の予感。

(-_☆).。o○(これはクロ!)

浮上してきたのは正しく黒鯛。取り込んでみたが、尺サイズくらい。
「ちっちゃい!」「でも本命には違いないよ~」
遊佐の太公望さんからの一言に、一応うなずく。このサイズでも数が出ればと期待していたが・・・。

しばらくアタリが遠のいて時間は午前8時を廻っていた。というかアタリはあるもののエサが取られる状態もあり。どうやらフグのようだ。しかも尺フグ?!針は噛みきられる事、数回。
「やべ!針無くなりそう~!」

今回はいつもの「00号」で行っていたのだが、上層付近にエサ取りがいると思い、早く沈める意味で、ウキを「000号」に変えて見た。疲れたのでパイプイスに座って、アタリを取っていると、久々の明白なアタリ。竿を立てた瞬間、いきなり底に走り出した。今回、レバーブレーキ式のリールは修理に出していたので安いドラグ式のリールを買って来たのだが、いきなりラインが出始める。片手では支えきれず、思わず左手が出て竿を立て直す。尋常じゃないアタリに多少興奮気味になりながらも顔はニヤ付いていた。たまたま近くまで遊佐の太公望さんがいたので、駆け寄って来た。浮上して来た魚を見るなり、「でけ~!これは50越えてるぜ~!」

(゜O゜;).。o○(タモ取って!・・・・・出来ればすくって!)

自分ですくえば出来るはずだが、何故か久々胸がドキドキして体が動かない状態だった。無事取り込みしてもらって一同、歓声が上がる。「ひゃ~!でけ~サイズは?」

直ぐさま、メジャーで測ると・・・50に届かず、48センチだった。私の過去対記録に当たる。

<48センチ>

 その後、遊佐の太公望さん、Tさん、のび君にも尺サイズほどの黒鯛が釣れた。午後からはさっぱりで、時折、アジが釣れる程度。マダイの気配は一行になく、時期的にはまだ早いのか。

午後6時半まで粘ってみたが、平魚のアタリは結局、誰にもなかった。



後片づけの途中で、のび君からデジカメで記念に1枚取ってもらう。

v(=∩_∩=)/.。o○(このサイズを越えられるのは、これから後、何年先かな・・・)

年無しの思いは更に募りつつ、帰り際、船頭の兄さんに「来週もヨロシク!」

しばらく通いです・・・(笑)



   


Posted by 黒研 at 13:03Comments(0)過去記事(釣行編)