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2005年11月11日

釣りバカ日誌

「庄内釣り?庄内竿・・・ああ、あの釣りバカ日誌に載っていた・・・」というような内容のメールや全国の黒鯛関連のホームページを出している人のリンク紹介など、「釣りバカ日誌」はかなり「庄内釣り」を全国に宣伝して頂いたようである。

私も、浜ちゃんが庄内に赴任(左遷?)してきた事は知っていたが、通して読んだことがなかったので、思わず単行本を買って読んでみた。(「釣りバカ日誌・42刊のクロダイの巻から44刊まで)

いきなり、登場したのが由良海岸。浜ちゃんが「庄内建設」へ赴任そうそう訪れたのが、私の地元の由良と分かり、思わず笑ってしまったのだが、話しの内容からすると丁度今頃の時期に、赴任してきたのが分かる。庄内の冬場(1月中旬から3月まで)の日本海は大荒れの日が続き、水温も低下し、殆ど釣りにならない。

釣りを見下す土地柄と勘違いした浜ちゃん。実は「釣り人にあらずば人にあらず」と言うくらい釣りの盛んな土地柄と知って大喜び。

クロダイ以外は全て外道の庄内。釣具店のみならず会社や商店街でも釣り大会を開き、小学校の遠足でも釣りに行くくらいの、「釣りバカ」地方。そう、浜ちゃんにとって、まさに天国である。(私にも天国です!)

ただ、読んでいて全国の人に誤解されそうな事が2点ほどあった。
一つは、作者が意図的にそうしたのか分からないが、浜ちゃんが赴任したのが山形県の「庄内市」とある。庄内と言うのは地方名であり、都市名ではない。おそらく「庄内市」は「鶴岡市」がモデルになっているのだろう。(ちなみに山形県は月山を境に庄内地方と内陸地方に二分される)
それからもう一つ、話しの中に堅苔沢の波渡崎漁港が登場し、渡船して留悼庵(りゅうとうあん)島、通称「四ッ島」に釣りに行くシーンが多いが、地元の人がわざわざ渡船して、しかも春磯のノッコミ期に「四ッ島」に釣りに行く人は、まずいない。確かに、庄内で一番早くノッコミが始まる所で有名だが、地元の釣り師は地磯で十分釣れる場所を知っているため、渡船する必要性がないのと、春の黒鯛は釣らないという「おけさ会」のような釣り師が多いためである。渡船する人は主に山形県の内陸地方の人や秋田県、宮城県といった他県の人が多いのである。

これもおそらく、取材で連れて行かれた所が「四ッ島」だったのではないだろうか?
一番初めに由良海岸に来たのなら、「白山島」へでも来ればいいのにね~。

まあ、何はともあれ、それ以外は全部事実みたい・・・・でも、庄内竿を持つとシャッキ!とするボケ老人もいませんよ~。

(98/02/22 HP内記事「今月の独り言」より)

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