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2005年09月10日

おけさ会

 
■総勢80名のクロキチグループ

山形県庄内地方の温泉地で名高い温海町で生まれた「渚釣り」は鶴岡市で「おけさ寿し」を経営する寿司職人の秦義彦氏を顧問とする「おけさ会」によって開発された、庄内釣法の新しいスタイルである。

 「渚の黒鯛つり・おけさ会」の名を全国に知らしめたのは、昭和58年8月、新潟交通が主催した「第1回・佐渡カップ争奪クロダイ釣り大会」での事。地元の新潟を始め、東京、仙台の磯釣り師を尻目に、トップを独占したのは、民宿前の砂浜で釣った、温海町の渚釣りの4人であった。大物賞も含め、総重量のトップさえ、今まで見向きもされなかった砂浜で釣り上げたのだから、集まった名うての釣り師達は信じられないという表情をしたという。

 「おけさ会」はマナーを重んじ、春のノッコミの黒鯛と、秋の当歳のシノコダイを釣らないようにしている。又、県や市の援助に頼らず個人の寄付金だけで、黒鯛の稚魚を購入し庄内沿岸各地に放流していることでも有名。また近年ではおけさ会はもちろん、庄内の各釣り倶楽部協力の元、親魚を確保し、水産試験場で孵化に成功したものを放流している。


■釣り大会

おけさ会

おけさ会の釣り大会は毎年11月の中旬の2日間に渡って行われる。サイズ(体長)重視の審査が多い中で、重量での審査方法を取り入れている。必ずといって良いほど大型クロダイが持ち込まれ、毎年のように新聞等で報道される。

■黒鯛稚魚放流事業

おけさ会

おけさ会

 「何故、放流しなければならないのか?」

 秦氏曰く、シーズン中に何十枚と釣れていた場所も、数年すると釣れなくなる。やはりそれは黒鯛も限られた海の資源という事。また居着きの黒鯛は、サケと一緒で生まれた場所に必ず帰ってくるという説があり、資源を絶やさない為にも、放流しているのだ、と言う。


■お問い合わせ

  江戸前 おけさ寿司
  〒997-0034 山形県鶴岡市本町1丁目7-7
                  TEL:0235-22-6788

  フィッシングハウス ライズ
  〒999-7205 山形県西田川郡温海町大字温海乙108-1
                  TEL:0235-43-2015

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